Elin:食べ物/概要

ここでは食べ物や食事の仕様について解説しています。

食材が持つ食事特性のステータスについては食べ物の本ページを、料理のレシピについては料理のページを参照。

はじめに

プレイヤーキャラクターは時間経過によって空腹度が上昇していき、何も食べずにいると最終的には飢え死んでしまいます。

食事をとると空腹度が低下するほかに、食べ物が持つ食事特性に応じて主能力や潜在能力に経験値を得ることができます。

Elinでは食事はゲーム進行に不可欠であり、育成においても重要な要素となっています。

食べ物の栄養

食べ物には栄養のパラメータが設定されています。

栄養とは空腹度が低下する量、また能力や潜在能力に経験値が加算される倍率で、例えば栄養が20の食品は栄養が10の食品に対して倍の空腹度が低下し、倍の経験値を得ることができます。

空腹度

キャラクターの空腹を表すステータスです。ゲーム内で直接の確認はできませんが、0-100の範囲で変動し、値が大きいほどお腹が減っていることを表します。

空腹度は時間経過によって上昇し、ゲーム内では食べ過ぎ→満腹→（表記なし）→空腹→飢餓→餓死寸前…のように段階的に表示されます。

空腹度には上限・下限が存在するため、栄養が極端に高いものを食べても超過分は切り捨てられ、空腹度が0になるまでの栄養のみが経験値の計算に使用されます。

おおよその目安として、空腹状態になった直後なら栄養60までの食べ物が満腹度を超過せずに食べきれます。

美食家3のフィートを習得しているとクラフトした料理から得られる栄養が圧縮され（栄養-10％、食事効果+5％）、胃袋を圧迫せずに食事効果を得ることができます。

食事効果のボーナス

特定の条件を満たした状態で食事をすると、得られる経験値にボーナスがつきます。

• 食べ物のアイテム品質レベル1につき+10%（上限100%。つまり品質11が上限）

• 空腹以下の状態で食事をすると+10％

• 食堂の立札で指定したエリア内で食事をとると+10％（プレイヤーの拠点内でのみ有効）
• 美食家3のフィートを習得済みかつ、あなたによって作られた食べ物なら+5%
• できたて料理の特性がついた食べ物なら+10%

食べ物の食事特性

食べ物にはさまざまな食事特性がついており、ツールチップ上では肉のアイコンで表示されています。

食事特性のついたアイテムを食べると、主能力や潜在能力に経験値を得るなど、ステータスに色々な影響を受けます。

食事特性の効果や一覧は食べ物のページを参照。

食べ物の腐敗

生ものでできている食べ物は時間経過で鮮度が落ちていき、やがては腐ってしまいます。

完全に腐った食べ物は感覚経験値の食事特性Lvがマイナス1され、食べると状態異常にかかったり、主能力にマイナスの経験値が入るなどの悪い効果を受けます。

腐りかけの状態までなら調理することで鮮度を取り戻すことができますが、完全に腐った食べ物は調理しても腐った料理ができてしまいます。

• 冷蔵庫やクーラーボックスなど、冷蔵機能を持つコンテナに収納することで食べ物の鮮度を保つことができます。

• 鉄の胃袋（それは腐った物を難なく消化させる）のエンチャントを持つ場合、腐った食べ物によるデメリットを回避することができます。
• 熟成棚、醸造樽、肥料箱など一部の加工設備は、収納したアイテムの腐敗を進行させて別のアイテムに変化させます。料理はワインや肥料にすることが出来ません。

食べ物の祝呪

祝福された食べ物は食事効果が50％上昇し、呪われた食べ物は逆に食事効果が減少します。

Elonaとは異なり、呪われたものを食べても嘔吐することはなく、食べ物が祝福された/呪われた状態で発生することはなくなりました。

それらが欲しい場合、料理を祝福された/呪われた水を混ぜたり、乳を材料に使える料理であれば祝福された/呪われた乳を使うなどして、プレイヤーが意図的に祝福/呪いをかける必要があります。

NPCの食事

NPCにも空腹度の概念が存在し、空腹状態になった際にランダムな食べ物を自然生成し、食事することがあります。

内容はランダムであるため、サメやクジラなど重すぎる魚を食べようと試みたり、マイナス効果によって能力が下がってしまうこともあります。

プレイヤーが連れているペットは食べ物を自然生成しないため、空腹状態を防ぐためにはプレイヤーが食べ物を与える必要があります。

• NPCは餓死寸前状態でもダメージを受けないので飢え死ぬことはありません。（例外として、餓死寸前で嘔吐した場合は大ダメージを受ける）

• NPCは食事によって得られる経験値が非常に大きくなるため、プレイヤーよりも食事によって成長しやすい傾向があります。

NPCが生成する料理

NPCが生成する料理には〇〇の死体、〇〇の卵など実際のNPC由来の素材が使用されます。

死体（霜降り肉）は猫を除く動物から使用され、卵・乳・だったものはアンデッド、イス、悪魔を除くランダムなNPCから使用します。

• NPCがカンニバリズムのフィートを持つ場合、死体に動物ではなく人間系のNPCが使用されるようになります。

食事の記憶

仲間にしたNPCは約1週間以内に食べたアイテムを記憶しており、インベントリの中から食べたことのない種類のアイテムを優先的に食べます。

同じものばかり食べていると文句を言ったり、しばらく食べたことのない食事や、好物を食べた時に称賛することがあります。

• 種類を記憶しているため、例えば「羊のこんがり肉」と「イークのこんがり肉」は同じ食事としてみなされます。
• 食事の記憶に関してメリット・デメリットなどの要素はまだありませんが、今後の更新で追加される可能性がアナウンスされています。

人肉食

･･･本当に食べてしまったのか？

人間に分類されるNPCの死体には【人肉】の特性が付与されています。

【人肉】のついた食品を食べるとペナルティが発生するため、多くの場合は食用に適しません。

• カンニバリズムのフィートを持たないキャラクターが【人肉】のついた食品を食べた場合、得られる経験値が半減する。

• 人間に分類される種族のキャラクターが【人肉】のついた食品を食べると狂気度が上昇する。
• プレイアブル種族においては、妖精、カオスシェイプ、かたつむり、リッチ、幽鬼、ゴーレムは人間ではないため、狂気度上昇は発生しない。

【人肉】のついた食品を食べたキャラクターは低確率で「カンニバリズム」のフィートを獲得することがあります。（人間なら1/5、人間以外なら1/20の確率）

カンニバリズムを持つ場合【人肉】のついた食品から得られる経験値が50％上昇し、狂気度上昇のペナルティがなくなりますが、代償として【人肉】以外の食品から得られる経験値が半減します。

カンニバリズムは【人肉】のついた食品を一週間ほど食べないことで「あなたは人肉の味に飽きた。」と表示されフィートが消滅します。

フィートを維持したい場合は【人肉】特性のついた食品を食べ続ける必要があります。

NPCが生成する料理に【人肉】特性がつくことはほとんどありません。

例外として、ロドウィンの販売物に付与されることがある他、NPCがカンニバリズムのフィートを持つ場合は人間系NPCの死体による料理を生成するようになります。

拒食症

過度の飲酒をしたり、汚水を飲んで嘔吐をすると、満腹度が低下し、嘔吐したキャラクターのいるマスにゲロゲロが生成されます。

嘔吐を繰り返すと拒食症の状態異常になってしまうことがあります。

拒食症の状態で食事をすると、そのまま嘔吐してしまいます。満腹度が低下するほか、食事で得られる潜在や経験値ボーナスもほとんど無くなってしまいます。

拒食症は何度か睡眠をすることで回復しますが、その間は満腹度の回復や主能力上げが難しくなってしまいます。

厄介な状態異常ですが、拒食症にならないよう嘔吐することで食事回数を稼ぐことができるため、育成に役立てることもできるかもしれません。