モンスター/概要

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ここでは、モンスター全般の仕様についての解説しています。

特別なモンスター

エリートモンスター(『モンスター名』)

金色のエフェクトをまとっており、名前が『』付きで一般的なモンスターと比べ、強力な個体になっています。

ランダムに出現することがある他、ネフィアの主や争いの祠で出現するモンスターは必ずエリートモンスターとなります。

プレイヤーが悪人フィートを持つとき、エリートモンスターの出現率が上昇します。

エリートモンスター特有の能力は、キャラクターがプレイヤーの勢力下にある場合は失われます。

  • レベルやHP・MPが補正され、通常の個体よりも高いステータスを持ちます。
  • 敵対キャラへの経路上に壁や通行不可オブジェクトがある場合、それらを破壊しながら移動します。
  • モンスターボールによる捕獲が無効化されます。
  • 戦士ギルドの賞金首になっていることがあります。
  • 撃破すると死体と墓を必ずドロップし、装備品を持っている場合はそのうち1つを必ずドロップします。
    • ドロップする装備品を持たない場合、ランダムな装備品や小さなメダルをドロップすることがあります。
    • 剥製・カードのドロップ率が通常の個体よりも高く、初回撃破時は必ずドロップします。

進化モンスター(進化した『モンスター名』)

紫色の光るエフェクトをまとったエリートモンスターです。

エリートモンスター同様の特性と、ランダムに追加の魔法・アビリティを持ちます。

ランダムに出現することがある他、戦場依頼では進化したモンスターが敵将として高確率で出現します。

プレイヤーが善人フィートを持つとき、進化モンスターの出現率が上昇します。

  • エリートモンスター同様の特性を持ちます。
  • 元の関係性に関わらず中立状態として出現するため、こちらから危害を加えないかぎりは敵対しません。
    • 例外として、戦場依頼の敵将として出現した個体は必ず敵対状態となります。
  • ランダムな魔法・アビリティを持っています。
    • ただし、以下の魔法・アビリティを覚えていることはありません。
    • エーテル・出血・酸・衝撃属性の魔法・アビリティ、剣の魔法、メテオ、地震、《エリス》の癒し、《オディナ》の癒し、《ジュア》の癒し、復活、不死鳥、願い、いのちの輝き、月夜の槍、援軍
  • この個体を撃破すると必ず遺伝子を1つ以上ドロップします。
    • その遺伝子にはランダムに追加されたアビリティやフィートが含まれる事があります。

ネームドモンスター(《モンスター名》)

ネームドモンスターは《》で囲われた名前と金色のオーラを持ちますが、普通のモンスターと同様に扱われます。

彼らは固定ダンジョンの『』付きのユニークボスモンスターなどとは異なり有精卵による繁殖が可能で、倒したり仲間にしたりしても同じ個体が再度出現します。

  • エリートモンスター同様の特性を持ちます。
  • 進化モンスターとして出現することがあります。
    • 例:堕天使《イスカ》が進化モンスターとして生成された場合、堕天使《進化したイスカ》になる

マルチサイズ

一部のボスモンスターは複数タイルに渡る巨大な体を持ちます。

  • エリートモンスター同様の特性を持ちます。
  • マルチサイズのキャラクターに対する範囲攻撃(光線や球など)は当たり判定のタイル分命中しダメージが発生しますが、1ヒットあたりのダメージが1/2になります。
  • マルチサイズのキャラクターは高低差を無視して攻撃することができます。

関係性

プレイヤーやその勢力下のキャラクターに対する、キャラクターの関係性です。

特定の条件下では関係性が上書きされた状態で出現することがあります。(町の中立モンスターやグローバルマップの襲撃イベントなど)

敵対(赤文字)

プレイヤーやその勢力下のキャラクターに常に敵対的です。こちらを発見すると積極的に攻撃を試みます。殺したり蹴ってもカルマは下がりません。

話しかけることができず、アイテムをプレゼントすることもできません。

友好(青文字)

プレイヤーやその勢力下のキャラクターに友好的です。こちらから攻撃しない限り敵対することはありません。殺すとカルマが-5下がるほか、蹴ると-1下がります。

攻撃するなど、こちらから危害を与えると一時的な敵対状態になります。敵対した際に助けを呼ぶことがあり、周囲の友好的・中立的キャラクターも連動して敵対することがあります。

こちらから危害を与えずにしばらく待つことで解除されます。また、インコグニートの魔法や巻物を使用することでも即時に敵対状態を解除できます。

話しかけることができ、アイテムをプレゼントすることができます。

中立(白文字)

プレイヤーやその勢力下のキャラクターに中立的です。こちらから攻撃しない限り敵対することはありません。殺したり蹴ってもカルマは下がりません。

敵対する条件は友好的なキャラクターと同じです。

左クリックで「話す」は表示されませんが、ミドルクリックから話しかけることができます。アイテムをプレゼントすることができます。

モンスターの特性

装備

人型のモンスターは武器・防具を装備しています。

装備の有無はモンスターの種族ごと[1]に決まっており、防具はランダムなものを、武器はモンスターの職業ごとに対応した種類を装備しています。

装備品の質はモンスターのレベルを参照し、エリートモンスターやユニークNPCはより高品質な装備品を持って生成されます。

  • 遺跡荒らし、狩人、機工兵は対応する遠隔武器を持つ。
  • 職業に関係なく、拳闘士系のモンスターは暗器を装備し、盾を持っているグラフィックのモンスターは盾を装備しています。

属性

一部のモンスターは属性を持っています。

属性を持つモンスターは属性耐性+20と対となる属性耐性-10が付与され、格闘攻撃(盾や暗器での格闘も含む)がその属性ダメージへと変換されます。

自爆や泡ブレスなど一部のアビリティも、そのモンスターに対応する属性ダメージを与えます。

  • 暗器以外の武器を持たせた場合、属性変換の効果は無効になります。
  • エーテルの滴る手や唄魔法による属性変換は、属性モンスターの属性格闘より優先されます。
  • モンスターの持つ属性が遺伝子の内容に含まれることはありませんが、特定条件下で有精卵から孵化した赤ちゃんが属性を引き継ぐことがあります。
対となる属性
属性1 属性2
火炎 冷気
電撃 暗黒
地獄 神聖
エーテル 衝撃
魔法 無属性

現状、対になっていない属性は、幻惑、轟音、神経、混沌、出血、酸です。

エンチャント

一部のモンスターは浮遊、衝撃波やヴォーパルなどのエンチャントを持ちます。

エンチャントは武器の有無や種類に関係なく効果を発動します。

  • モンスターの持つエンチャントが遺伝子の内容に含まれることはありません。

首狩り

ヴォーパルバニーキラーマンティスマーダーボールなどのモンスターは素手格闘(盾格闘も含む)で首狩りを発動することがあります。

首狩りのパワーは一定で、スキルや主能力によって変動することはありません。

  • 首狩りはエンチャントの項目に表示されず、遺伝子の内容に含まれることもありません。

素材

機械やゴーレム、メタルなど、一部のモンスターの身体は生ものではない素材で構成されています。

モンスターのドロップアイテム(卵や死体/鉱石/石etc.)はそのモンスターの素材に応じたものになります。

生ものではない素材で出来ているモンスターは、その素材がキャラクターシートの身長・体重の隣に表示されます。仲間や住人のキャラクターシートは聴診器を使うことで確認できます。

  • モンスターの素材は種族ごとに決まっている他、失敗作のように個別に設定されているケースもあります。
  • 素材効果(耐性上昇など)はモンスターに反映されません。
  • モンスターの素材が遺伝子の内容に含まれることはありません。

モンスターの行動AI

モンスターごとに異なる戦闘タイプ(AI)を持ち、個別に適正距離と移動確率が設定されています。

詳細については戦闘#戦闘タイプ(AI)を参照。

  • モンスターの戦闘タイプはリトルガーデンの救出報酬にある脳細胞に記載されています。
  • 多くのモンスターは職業に対応した戦闘タイプを持っています。(戦士なら戦士、神官なら癒し手など)
  • NPCやモンスターの場合、戦闘タイプに関わらず近接・遠隔・魔法攻撃を全て同じ割合で使用します。
    • つまり、NPCの戦闘タイプで変化するのは移動頻度や好む間合い、よく使う補助魔法です。

魔法・アビリティの範囲使用

一部のモンスターは魔法・アビリティを複数の対象に対して使用します。モンスターのリストのスキル欄で(範囲)と付いているものが該当します。

  • バフ魔法は視界内の味方NPCに、デバフ魔法は視界内の敵対NPCに対して使用されます。
  • 魔法・アビリティの範囲使用は遺伝子の内容に含まれます。
    • 例:マミーの「災い」の遺伝子は単体に使用するが、ルロスの侍女の「災い」の遺伝子は範囲に使用する。

深淵の加護

1000レベル以上のモンスターは深淵の加護によって速度が上昇します。

1000レベルで+10%、2000レベルで+110%、3000レベルで+210%…といった具合に割合で上昇していき、5900レベルの500%以降は速度の上昇が緩やかになります。

深淵の加護は最終的な速度に乗算されるため、わずかなプラス補正でも大きな影響を及ぼすようになります。そのため、風のルルウィや悪戯のキズアミを信仰した敵は高階層において大きな脅威になります。

  • 世界の摂理の「敵は深淵の加護を受けない」にチェックを入れることで無効化できます。
  • 深淵の加護はプレイヤー勢力下のNPCには適用されません。

モンスターの分裂

一部のモンスターは攻撃を受けることで分裂します。

厄介な特性ですが、条件を満たすことで分裂を防ぐことができます。

分裂生物の仕様
  • 「分裂生物」フィートを持つキャラクターがダメージを受けたとき、周囲2マスのいずれかに分裂体を生み出す
  • 分裂体は分裂元のステータス情報を引き継ぐ
分裂体の特徴
  • 敵対状態[2]
  • 害虫駆除の巻物によって即死する
  • アイテムのドロップ率が低下する(死体、遺伝子など)
  • 肉切り包丁による屠殺で死体をドロップしない
  • ブラシによる勧誘ができない
分裂しない条件
  • 状態異常(炎上、結露、凍結、混乱、毒、猛毒、朦朧、混濁、麻痺、瘴気)を受けている
  • エーテル病をどれか1つでも発症している
  • 遺伝子を組み込んでいる(世界の摂理からオンオフ可能)
  • キャラクターの周囲2マスがすべて壁や他キャラクターで埋まっている
分裂体に引き継ぐ内容
  • NPCの種類
  • レベル
  • HP、MP、スタミナ
  • 主能力(遺伝子合成の獲得分も含む)
  • スキル
  • フィート(遺伝子合成の獲得分も含む)
  • 信仰
  • 変異
分裂体に引き継がない内容
  • 所持アイテム
  • アビリティ・魔法(遺伝子合成、進化個体の獲得分)
  • 部位(遺伝子合成の獲得分)
  • エーテル病
  • エリートモンスターの補正(『』が付かない分裂体が出現する)
  1. 装備フラグを持つ種族はイエルス、エウダーナ、妖精、丘の民、ジューア、エレア、カオスシェイプ、リッチ、幽鬼、ゴーレム、ミフ、ネフ、サキュバス、半神、ゴブリン、コボルト、オーク、トロール、リザードマン、ミノタウロス、ノーランド、阿修羅、巨人、手、鎧、メデューサ、キューピット、ファントム、骸骨、駒、ローラン、人魚、機械、イーク、クイックリング、機械の神、妹猫、悪魔、使徒、神(未実装)猫の神、死霊の神
  2. 厳密にはキャラクターのデフォルトの関係性。分裂生物を持つキャラクターはすべて敵対関係のためこのように表記しています。