資源/素材変換法
素材変換とは、アイテムのクラフト、ハンマーでの解体、焼け焦げた床の採掘などを組み合わせてアイテムを別の資源に加工していくテクニックです。
素材変換を用いることで、ダークマターの染料からダークマターの石や棒を作るなど、自然に発生する採取オブジェクトからは得られない素材で出来た資源を得ることが可能です。
基本原則
ハンマー解体
ハンマー解体で得られるアイテムには規則性があります。
- クラフトレシピを持つアイテム(装備品以外)を解体するとレシピ一枠目のアイテムが得られます。
- 材料に複数種類のアイテムが使えるレシピの場合、実際クラフトに使用したアイテムとは別の資源が手に入ることがあります。
- これを利用すれば、インゴットでクラフトしたクワから石を得る、といった資源の変換が可能です。
- クラフトレシピがないアイテム(装備品以外)の場合は、アイテム毎に設定された資源が得られます。
- 装備品の場合、得られるアイテムは装備の素材によって異なります(後述)。
装備品の解体
装備品(光源、矢弾含む)をハンマーで解体したときにドロップするアイテムは素材によって異なります。
傾向としては、宝石系の素材で出来た装備なら輝く原石、金属性の素材なら原石(鉱石)、木は丸太、水晶やガラスからは欠片が得られます。(いくつか例外もあります。詳細は素材ページの「元の形」を参照。)
このページでは、こういったそれぞれの素材が持つ最も自然な形態を「基本状態」と呼んでいきます。
塊状態
塊
とは、土や砂の床を掘った時などに得られる資源のことで、土とも呼ばれます。
なお、土の床は土系素材(土,黄色い土,青い土,赤土,薄い色の土,神秘的な土,砂,白砂,珪砂,深土,海砂,泥,森の土,明るい土,灰)の塊からしか作れず、素材槌で叩くこともできません。
この土の床を作成し、耕して[1]掘ると無限にその素材の塊が手に入ります。とくに砂や珪砂は硝子に加工できるので便利です。
焼け焦げた床・壁
メテオの魔法などで火事が起きると、床や壁が燃えて「焼け焦げた床/壁」に変化します。
これらを破壊すると塊が手に入りますが、この塊の素材は焼ける前の床/壁の素材となります。
これを利用して、任意の素材でクラフトした壁・床をわざと燃やせば、好きな素材で出来た塊が手に入ります。
- 「ルミエストの壁」という壁やカーペットは染料からクラフトでき、オルヴィナの染織屋からはあらゆる種類の染料が買えるため、自然には見かけない珍しい素材(ダークマター、南国の水など)の加工に良く用いられます。
- 火柱はテントの中や再生成されないネフィアの最終階層などでメテオを唱えて発生させましょう。というのも、拠点の盟約の石は成長すると床や壁が燃えて焦げた床に変化するのを妨いでしまうためです。
素材変換表
基本の素材変換
ここで紹介する以外にも変換経路は複数存在しますが、ここでは最も有用なものだけを記載しています。
| 貴石 | →(木工の机) | ワンド | →(解体) | 基本状態 | ||||||
| ↓(溶鉱炉) | ||||||||||
| 弾 | ←(便利屋の机) | インゴット | →(金属工の机) | ボルト | →(解体) | スクラップ | →(便利屋の机) | ランタン | ||
| ↓(解体) | ↓(便利屋の机) | ↓(便利屋の机) | ||||||||
| 基本状態 | クワ | 釘 | →(解体) | 骨 | →(簡易製作) | 釣り餌 | ||||
| ↓(解体) | ||||||||||
| 石 | →(石工の机) | 石の武器 | →(解体) | 基本状態 | ||||||
| ↕(石切機、解体) | ||||||||||
| 切り石 | ||||||||||
| ↓(彫刻台) | ||||||||||
| 彫像 | ポールパーティション | →(素材が石、鉱石、
貴石系のものを解体) |
インゴット | |||||||
| ↓(解体) | ↗(金属工の机) | ↳(素材がそれ以外だった場合) | 丸太 | |||||||
| 厚板 | ↔(製材機、解体) | 丸太 | →(木工の机) | バケツ | →(解体) | 基本状態 | ||||
| ↓(解体) | ||||||||||
| 枝 | →(作業台) | 松明 | →(解体) | 基本状態 |
表を見てわかる通り、いくつかの変換は一方通行です。下段から上段への変換手段は基本的には[2]存在しません。
ダークマターの石などの珍しい資源を手に入れた際は、丸太などに変換する前に一部を残しておかないと後悔するかもしれません。
切り石・丸太の増殖
珍しい石や丸太を増殖できるテクニックです。ご利用は自己判断で。
1個の石・丸太を加工すると、2個の切り石・厚板が得られます。
切り石や厚板を解体して原料が得られる確率は50%弱のため、普通に解体する場合は2個の切り石・厚板から1個の原料が戻ってくるだけです。
しかし、セーブ&ロードを駆使すればこの確率を踏み倒して石や丸太を増殖させることが可能です。
染料の変換
| 資源・ゴミ・ジャンク | →(染料釜) | 染料 | →(床工房) | カーペット | →(火柱で焼く) | 焼け焦げた床 | →(採掘) | 塊 | →(ブロック工房) | 自然の傾斜 | →(採掘) | 石 |
| ↳ | →(解体) | 空き瓶 | →(解体) | 硝子 |
あらゆるアイテムからその素材の石(ひいては丸太)に変換することが可能になる素材変換です。
染料の材料となる「資源・ゴミ・ジャンク」は、切り石や小石などに加工してかさましするか、ポーションの空き瓶や紐に加工したものをケトルに複製してもらうことで数を確保できます。
あるいは、オルヴィナにいる染織屋から染料を直接購入するのも良いでしょう。
- 注意:土などの一部素材は自然の傾斜にして壊しても、塊になり、石にはなりません。
- 草 、深い草 、森の草 、神秘的な草 、灰 、赤土 、土 、青い土 、深土 、森の土 、明るい土 、神秘的な土 、黄色い土が該当します。
有用な具体例
ダークマター製のツールの入手
全ての素材の中で最も硬度の高いダークマターはツールに有用です。
基本手順は「染料の変換」で説明した通りですが、カーペットではなくルミエストの壁をクラフトして燃やします。
これは、ダークマターの床は掘るのに必要なスキルレベルが極めて高く設定されており、実質的に採掘不可能なためです。
ルミエストの壁をダークマター染料(染織屋から購入可能)で作り、テントの中に並べて焼き、設計ボードから採掘モードを起動して採掘します。[3]
得られたダークマターの塊を自然の傾斜経由で石にすれば、ダークマターツールを揃えることが可能です。
また、ダークマターの塊からは渇きの壺も作成でき、「基本の素材変換」を活用すれば石→丸太→枝に変換してダークマターの釣り竿もクラフト可能です。
紙製の軽い設備を作る
1. 紙の石や丸太を用いるもの
燃えるゴミを「染料の変換」で紙の石にします。その後に「基本の素材変換」で一部を丸太に変換します。
主材料(一枠目クラフト材料)が石系や木系であるものはなんでも紙で作れます。
この方法の代替案として、罠解体で時折得られる紙のインゴットを石にして切り石増殖をしてもいいでしょう。
2. 紙のインゴットを用いるもの
紙のインゴットは罠解体(要廃品回収フィート)でたまに手に入ります。
希少な資源のため、インゴットは増殖させておく必要があるでしょう。
発電機を持ち運びやすくなるほか、拡張した巨大冷蔵庫を鞄代わりに使うような荒業も可能です。
竜鱗装備を作る
「染料の変換」で竜鱗の染料を石に、「基本の素材変換」で石を丸太に変換します。
毛刈りで簡単に手に入る竜鱗の繊維と合わせると、指輪・首輪を除いた全部位の竜鱗装備が作れます。
ケトル複製との組み合わせ
| 蜘蛛の巣 | →(紡績機) | 糸 | →(解体) | 繊維 | ||
| パイプ(縦向き) | →(金属工の机) | 鳥かご | →(解体) | (複製タグのない)パイプ | →(解体) | インゴット |
| 栽培した丸太 | →(製材機) | 厚板 | →(解体) | 丸太 |
ケトルが複製できるものは、多くの農作物及び自作したクラフト・料理[4]アイテムです。
複製品には「それは複製品だ」というタグがついており、そのまま解体すると錬金灰というゴミになりますが、加工やクラフトによってこのタグは取り除くことができます。
具体的には、[複製可能なアイテムA]→[Aを主材料として、解体時にAなどを産するB]という工程を経ることで、形式になっていれば増殖可能です。
任意の繊維の増殖
蜘蛛の巣を複製することで、任意の素材で出来た繊維を複製することが可能です。
- ジャンク解体や、素材槌を用いて蜘蛛の巣を複製したい素材で作ります。
- ケトルにそれを複製させます。
- 複製品の蜘蛛の巣を紡績機で糸を紡ぎ、それを解体すると、その素材でできた繊維になります。
任意のインゴットの増殖
元手として増やしたい素材で出来たインゴット2つか、増やしたい素材の素材槌、そしてラバーダックが必要です。
ラバーダックは鳥かご作成のたびに消費するので、釣りや風呂の仕事・趣味で用意する必要があります。
- インゴットから増やしたい素材製のパイプ(鳥かごの素材となる縦向きタイプ)を作ります。素材槌を使う場合、このパイプに使います。
- ケトルにそれを複製させます。
- 複製したパイプで鳥かごを作り、それを解体すると、複製タグのないパイプが得られます。
- そのパイプを更に解体すれば、インゴットが得られます。
おすすめの素材
麻
麻の【ありふれた】(売値、複製費用Lv.-2)特性をクラフトアイテムに組み込むことで、様々な物品の値段を低下させるのが容易くなります。
上記のインゴット増殖も、麻ボルトで作ったパイプを使うことで効率化できます。
紙
最も軽い素材であるため、発電機や冷蔵庫の軽量化に役立ちます。
ダークマター
最も硬度の高い素材です。
元手のインゴット2つを増殖させることで、容量の大きなダークマターじょうろを作れるようになります。
- じょうろ以外のツールであれば、後述する染料を経由したダークマターの石を用いてクラフトする手段もあります。
竜鱗・ザイロンなど、耐性効果を持つ素材
耐性を授けるランタンを作ることが出来ます。ルーンも付与すれば立派な装備品です。
丸太の複製
自分で育てた木から採れた丸太は複製できます。
丸太は複製量が特に多いため、染料を自然の傾斜に加工して石を生産するよりも効率的なこともあります。
また、複製前に素材槌で丸太の素材を変化させておくと、その素材で出来た丸太を複製できます。
バケツ[5]などに加工して解体することで基本状態に変換できるため、丸太には様々な可能性があります。
ルビナスや金、アダマンタイトを増やす
石、鉱石、貴石系の素材に変えた丸太をポールパーティションにして解体することでインゴットにすることが可能です。
ルーンモールドや弾丸を量産できますが、サファイアなどの素材槌の存在しない素材や、エーテル、ダークマターといった欠片系の素材では丸太に戻ってしまうので注意が必要です。