User:Midsunagi/建築の手引き

From Ylvapedia

鋭意作成中(2025/04/07 midsunagi)

はじめに

Ylvapedia内のハウジングの[建築]の項に前提知識となる情報がまとめられていますので、読んだことがない方はまずはそちらをご覧ください。

このページでは建築に関する様々なテクニックやアイテムの仕様を解説しています。文字だけでイメージしづらい部分は実際に操作しながら読み進めることをお勧めします。

非常に細かな内容まで記載していますが、必要に応じて読み飛ばしながら情報を拾っていただければ幸いです。


壁・フェンスの高さを揃えたい(橋を作りたい)という方は[「足場の床(プラットフォーム)」]の項をご覧ください。


※本ページにおいてはゲーム内用語に準じて設計ボードなどからアクセスできるモードを「ビルドモード」と表記します。

アイテムの位置調整

アイテムの位置調整を行う際、次の3つの操作によって自由度の高い配置を行うことができる。(一部例外アイテムあり)

屋根の上に配置したい場合は次項[屋根モード]を参照。

ホイールスクロール

アイテムの高さを調節できる。地面についた状態の高さを0とした場合、0~10の11段階で調節可能。

既に同じマスに他のアイテムがある場合、そのアイテムの上に設置された状態を高さ0として同様に11段階の調節が可能。

11段階の上限を超えた位置に配置したい場合は、一度土台となるアイテムを設置して高度を稼ぎ、その上に設置する。しかしこのまま下のアイテムを抜き取ると落下するため、その高度でShiftキーによる微調整を行っておくことで土台を抜いても高度が維持できる。なおその状態で再度動かそうとすると落下してしまうため、必ず位置を確定させてから下の土台を取り除くこと。

Shiftキー

アイテムの(水平)位置を微調整できる。Shiftキーを押しながらアイテムを動かすことで、マス内での細かい位置調整が可能。

デフォルトの設定では「フリー配置スナップ」が有効になっており少し扱いにくい。ビルドモードから画面右下4つ並んだ正方形の一番左「フリー配置スナップ」をOFF(緑→黒)にすることを強く推奨する。

Ctrlキー

アイテムを重ねて配置できる。Ctrlキーを押しながらアイテムを設置することで、同じマス内に存在するひとつ下のアイテムと同じ高さに設置することができる。

同じ高さのアイテムの重なり方は、後に設置されたものが前にくるようになっている。前後を入れ替えたければ前に設置したいものを再度設置し直せばよい。

Shiftキーと併用可能。

屋根モード

ビルドモードにてAltキーを押しながら設置することで屋根の上に配置することができる。屋根の一部となるため屋根表示切替の対象になる。

屋根に設置したアイテムを回収・破壊する際は建設モードで再度Altキーを押しながら選択する必要がある。

先に高さを調整してから屋根モードで設置することで高さの反映は可能であるが、Shiftキーとの併用は不可であるため微調整はできない。

Ctrlキーなしで複数アイテムを重ねて配置できる。

屋根モードで壁を設置すると、背の低い壁として設置される(壁の高さ調整は不可)。


実はただの地面に対しても屋根モードで設置することができ、先の仕様と組み合わせて通常では不可能な低さの壁を地面に設置することが可能である。

なおこの方法で設置した壁は本来の機能を何一つ果たさない点に注意(通り抜け可能であり、もちろん部屋判定にも影響しない)。

地形(地面の高さ)

建築モードにアクセスし、画面中央下部に並ぶアイコンから「地形」を選択し地面(床)の高さを調整できる。

調節可能範囲は高さ0~50で、これ以上の高さにするにはプラットフォームを使用する必要がある。

なお、プラットフォームの高さはこの機能からは変更できないため注意([プラットフォーム]の項を参照])。


高く盛り上がった地形によって裏に隠れたマスや家具が選択できなくなってしまった場合は、建築モード右下の右から2つ目「傾斜切り替え」をクリックすることで一時的に地面を平らな状態にすることができる。左隣のアイコン「屋根表示切替」で壁と屋根を非表示にする機能も忘れずに。

プラットフォーム

(「足場の床(プラットフォーム)」については次項で別途解説)

床の上にさらに設置できる床。設置する際に高さを調整でき、高さを上げると下に支柱がつく。

一度に調整できる高さは-10~+15だが、設置されたプラットフォームの上に更にプラットフォームを設置していくことで高さをかさ増しできる(高さ上限150、床は50)。

なお設置済みのプラットフォームの上に異なる種類のプラットフォームを設置した場合は新しいプラットフォームに統合される。


支柱部分はビルドモードの[基礎]▶「○○の柱(支柱)」から変更することができる(材料消費なし)。支柱を消したい場合は任意の支柱に変更したのち再度同じ支柱を設置することで可能。

支柱の変更には彫刻道具が必要だが、変更はビルドモードからしかできない。(支柱というアイテムは存在せず、"作成"はできない「○○の柱(ブロック)」は別物なので注意。


こんな時にオススメ

高床建築が作りたい

ミフの里やネフの里のような高床建築が可能。

床の上限(高さ50)を超えてもっと床面を高くしたい

何度も上に設置していくことで高さを大幅に上げられる。

床面を浮かせたい

支柱部分を消せるため、床面を浮かせることができる。

床の側面にこだわりたい

床(≠プラットフォーム)の高さを上げた際に露出する側面は床の種類に依存するため、希望の側面の床を選びその後プラットフォームで上面のみ張り替えることが可能。

側面については壁ブロックを活用する方法もある(詳しくは[壁ブロック]へ)。


材料節約テクニック

継ぎ足しによる高さのかさ増しを広範囲で行う場合、継ぎ足すたびに大量の資材を消費する。

そこでまず角の1マスだけ高さを上げていき、最後にそこを起点に範囲設置することで材料を節約できる。

「足場の床(プラットフォーム)」

初期習得レシピ。支柱がなく見た目もほぼ点であるため目立ちにくく、壁やフェンスを持ち上げる際などによく使われる。

デフォルトの形は四角形の枠のような見た目だが、設置する際にミドルクリックで小さい点の見た目に変更できる。

ブロック工房から作成できる「足場」と混同するケースが多いため注意!


高さを上げた床面を壁で囲うと、ミニマップから見て北側(上側)と西側(左側)の壁が下の地形に取り残される。

そこでこの「足場の床」を取り残された壁の下敷きにして高さを上げていくことで壁の高さを揃えることができる。


支柱部分が存在しない点以外は通常のプラットフォームと同じであるため、その他の仕様についてはそちらの項を参照のこと。

「〇〇のブロック」

ブロック工房から作成できる。大元の性質は"壁"であるため、側面にマウントや扉の設置が可能。部屋の壁としても問題なく機能する(部屋判定が行われる)。

特殊な点として、設置するとそのマスの床の側面が全てブロックと同じ素材になるという仕様があり、地形変更でそのマスを上げていくと確認できる。しかしこれはブロック自体が伸びているわけではないため、マウントや扉などは床より上のブロック部分にしか設置することができない。プラットフォームの上に設置した場合、支柱部分に変更はないが地形を上げると床の側面はやはりブロックと同じものになっている。

見た目上は地形変更で高さを調節できていそうだが、厳密には通常の壁と同様で「単体での高さ調節はできず、部屋にすることで初めてハウスボードから調節可能」というのが正確な認識である(わかりづらければスルーしてよい)。

また、上に乗れそうな見た目で実際には乗れないのだが、これも"壁"であることを理解していれば納得できるはずである。

何度も繰り返すが、床の側面に影響を与えること以外はすべて"壁"としての仕様に準ずる。

こんな時にオススメ

部屋の壁に厚みを持たせたい

通常の壁を使用するよりも重厚感のある建物になる。

床の側面にこだわりたい

ブロックを置き、それに扉を設置→不可視化を行うことで任意の床の側面を変更できる。そのマスに他の壁を置けなくなる点には注意。

プラットフォームを使用する方法と適宜選択(詳しくは[プラットフォーム]へ)。

「のれん」

「透明ブロック」

「船の渡し板」

木工の机から作成できる(複製可能)。アイテムや壁などで通行ができないマスに設置することで通行可能になる(不可視化推奨)。

しかし厳密にはこの性質は「船の渡し板」特有のものでなく、"扉"としての仕様である(「船の渡し板」も分類は扉)。上に乗れない家具と同じマスに壁を置き適当な扉を設置すれば、同様に通れるようになる。「船の渡し板」が重宝される理由は、"唯一のマウントではない扉"という点にある。

また、「船の渡し板」は扉ではあるが、壁に設置しても囲われた空間は部屋判定を受けない。これは逆にマウントでないが故、壁そのものに設置しているわけではないことが原因となる。


上を通る際に少しだけ段差に乗るような挙動になる(不可視化しても同様)。


こんな時にオススメ

上に乗れない製作設備や家具があるマスを通れるようにしたい

動線を無理やり確保することができる。

隠し部屋を作りたい

壁に設置して不可視化することで、なんの変哲もない壁を通り抜けて隠し部屋へ入れる!

壁(フェンス)で挟まれた幅1マスの通路を歩きたい

壁同士の間がないため本来は幅1マスでは通れないが、渡し板を通路上に設置していくことで通行可能になる。ただ通る際にガタガタ上下するのが難点。

渡し板を使用しない(ガタガタしない)1マス幅通路の作り方は本ページ[建築テクニック]▶[1マス幅通路]を参照。

応用テクニック

マウント家具の虚空配置

壁のない虚空にマウントを設置したいときは、まずそこに壁を設置する。そしてのれんを設置し不可視化を行い、透明な壁に設置することでマウントだけが浮いた状態で設置できる。

1マス幅通路

フェンスで挟まれた幅1マスの通路は本来通れず、渡し板を使用する方法が最もわかりやすい。しかし通行の際にガタつくデメリットがあるため、それを解消する方法が屋根モードの仕様を応用したフェンスの設置である(仕様の詳細は[屋根モード]へ)。プラットフォームには設置できないため下が床である必要があるが、手前側(南側/東側)のフェンスを屋根モードで設置することで通行可能となる。