Elin:エーテル病

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エーテル病は、プレイの過程でプレイヤーに現れる一連の症状です。

症状の中にはプラスの効果をもたらすものもありますが、必ず何かしらのマイナスの効果をもたらします。

変異やフィートと同様に、それらは 「特徴」 タブに表示されます。

仕様

エーテル病は、時間経過による環境への暴露やエーテル属性の攻撃を受けることで進行します。

一定の進行度まで蓄積されると、新しいエーテル病の症状を発症します。

Elonaではエーテル病の症状を20個全て獲得するとプレイヤーは死亡しましたが、Elinではその仕様はありません

エレアの種族フィートやヴィンデールクロークなどのエーテル耐性はエーテル病の進行速度を減少させます。

ただし、エーテル製のアイテムを装備した場合は耐性に関わらず進行速度が増加します。

エーテル病には必ずネガティブな側面がありますが、中にはマイナス効果を最小限に抑えつつも病気のプラス面の効果を活用しているプレイヤーもいます。

NPCのエーテル病

エーテル病はプレイヤーだけでなくペットやNPCも発症する可能性があります。

NPCは時間経過でエーテル病を発生させることはありません。

エーテル属性のダメージを受けたり、エーテル病を進行させる装備品によってエーテル病を発症します。

エーテル病の治療法

エーテル抗体

エーテル病はエーテル抗体のポーションで治療できます。症状は新しく発症したものから順に2個取り除かれます。

祝福されたポーションは3個の症状を取り除きますが、呪われたポーションは逆にエーテル病を進行させます。

エーテル抗体の固定の入手源は以下の通りです。

エーテル抗体のポーションは、ポーションがランダムに販売される場所、例えば自動販売機や一般的なお店で稀に生成されることもありますが、その場合でも数万のオレンがかかります。

エーテル溶解液の注射器

リトルガーデンの謎の幼女から購入できる「エーテル溶解液の注射器」というアイテムでは、一定確率でプレイヤーやペットのエーテル病を1つだけ取り除くことができます。(内部にはエーテル病進行を確定で1.0未満戻す効果なので、発症したばかりのものならほぼ確定で1つ治す?)

エーテル溶解液の注射器を購入するには、リトルシスターを救出する必要があります。

その他

脱衣室で服を脱いだ状態でオルヴィナの温泉に浸かって瞑想することで、エーテル病の進行を鈍化させるバフを獲得することができます。

間欠泉の土地フィートを持つ土地の水場や、設置アイテムの方の間欠泉を置いた水場も温泉として扱われます。

土地フィートとアイテムの間欠泉が両方存在している場合、温泉の効果が強化されます。

エーテル病の強度

エーテル病はレベルを参照して症状の強度が変動します。

一部のエーテル病は、高レベル(※)になってから罹患するほど効果とペナルティが高くなります。(変わらないものもあります)

(例:序盤に罹患した蹄は速度+8→レベルが上昇した後半に罹患すると速度+24…など)

(※ペットやNPCはレベル依存、プレイヤーキャラクターは総獲得フィートポイント-1で、★クミロミの秘密の経験などの追加ポイントは含めない。)

既に発症した症状はレベルアップに応じて自動で強度は上がらず、再度同じエーテル病に罹患する必要があります。

エーテル病一覧

名前 説明文 効果
重力発生 あなたは重力を生み出している 重量+10%増加、進行すると「大きな重力」に
大きな重力 あなたは大きな重力を生み出している 重量+20%増加、更に進行すると「とてつもない重力」に
とてつもない重力 あなたはとてつもない重力を生み出している 重量+30%増加
生きた加湿器 あなたは雨を呼ぶ よく雨が降る
ポーション中毒 あなたはポーション中毒だ 定期的にポーションを飲む
衰弱 あなたは衰弱している 生命-15(固定値)、筋力(4+Lv / 3)減少
痴呆 あなたは痴呆になっている マナ-15(固定値)、魔力(4+Lv / 3)減少
顔のただれ あなたの顔はただれている 魅力が(4 + Lv / 5)減少、進行すると「顔中の蕁麻疹」に
顔中の蕁麻疹 あなた顔中に蕁麻疹が出ている 魅力が(4 + Lv / 5)×2 減少、更に進行すると「崩れかけの顔」に
崩れかけの顔 あなたの顔は崩れかけている 魅力が(4 + Lv / 5)×3 減少
頭部の巨大化 あなたの頭は巨大化している 耐久が(5 + Lv / 3)、器用が (4 + Lv / 4) 減少

学習が (6 + Lv / 2) 、意志が (2 + Lv / 6) 増加

第三の眼 あなたの目は3つある 感覚が(5 + Lv / 3)増加、魅力が(5 + Lv / 3)減少、

進行すると「第四の眼」に

第四の眼 あなたの目は4つある 感覚が(5 + Lv / 3)×2 増加、魅力が(5 + Lv / 3)×2 減少
殺戮への飢え あなたは殺戮に飢えている DVが(10+Lv)減少、ダメージ修正が(5 + Lv / 2)増加
重い甲殻 あなたは重い甲殻で覆われている PVが(15+Lv / 2)増加、速度が(10+Lv / 5)減少
マナバッテリー あなたは生きたマナバッテリーだ 魔法耐性+5、触れた魔法杖の魔力を必ず吸い取り、魔法ストックに変換する
エーテルの滴る手 あなたの手からは毒が滴っている 毒耐性+20、素手格闘(盾含む)に毒属性付与

触れたポーション(一部除く)が時々有害なポーションに変化する

太い首 あなたの首はもの凄く太い PVが(12+Lv)上昇、魅力が(5+Lv / 5)減少、

首装備不可

エーテルの片翼 あなたの翼には片翼がある 重量-10%軽減、浮遊、背中装備不可、

速度が(10+Lv / 5)増加、 進行すると「エーテルの両翼」に

エーテルの両翼 あなたの翼には両翼がある 重量-10%軽減、浮遊、背中装備不可、

速度が(10+Lv / 5)×2 増加

蹄変化 あなたの足の裏は蹄になっている 足装備不可、

速度が(30+Lv / 5)増加、速度ボーナスは最大100(Lv350で最大)

生きとし生けるものの敵 あなたの存在は周囲の生物を怒らせる 発症するのはエーテル病の進行度が3段階目以上のときのみ

魅力が(3+ Lv / 4)減少、中立生物の敵対化

NPC殺害時のカルマペナルティ軽減(元の減少値が-1のNPCは0に、減少値-5なら-1に)

各エーテル病詳細

エーテルの滴る手

ポーションの有毒化が起きるタイミング

  • アイテム・家具として落ちているものを拾うとき
  • コンテナに詰まったポーションを全て取る、もしくは右クリックで取るとき
    • Shift+左クリックで取るときや、ポーションの入ったコンテナごと拾ったときは有毒化が起きない。意図しない挙動かもしれません。
  • 毒化はスタックごとではなく個別に行われる。

影響を受けないポーション(≒生まれるポーション)

以下のポーションは影響を受けません。

  • 丸フラスコではないもの(ただし香水は影響を受ける)
  • 貴重品など
    • 汚水
    • 水銀
    • 媚薬
    • 堕天使の血
    • エーテル抗体
  • 有毒化で生まれる側であるポーション
    • 毒薬
    • 耐酸性コーティング液
    • 盲目
    • 麻痺
    • 混乱

これら以外はすべて影響を受けると考えられます。塩水や、脆弱のポーションなども有毒化の対象にできるのは特筆すべきです。

毒格闘

素手もしくは盾による格闘攻撃が毒属性に変換されます。この効果は、格闘武器を用いた格闘攻撃には適応されません。

伝承

以下、ElinおよびElonaのネタバレを含みます。(クリックして表示)

エーテルはイルヴァの生命の源であり、古き森の木々によって生成され、シエラ・テールの時代には、化石化したそのような木々残骸から結晶として採取されています。

エーテルは重要なエネルギー源であり、特にサイラの飛行船は、砂漠帝国の征服の野心に駆り立てられたエウダーナによって指揮されています。

十年戦争では、シェトラスがナイミールから一時的なエーテルの風を召喚し、ミシリアを侵略する帝国の飛行船を撃墜しました。

しかし、その直後にミシリアの市民に奇妙な疫病が襲います。これがイルヴァにおけるエーテル病の初の出現でした。

プレイヤーがナイミールの深部に踏み込むと、オーネヴはイルヴァの浄化とエーテル風の帰還の時が近いことを説明します。


世界観設定上は、エーテル病の進行は本来極めてゆっくりです。Elonaのリリィやエーテルの風に襲われた者のような不幸な人々を除いて、外部への症状は老化するまで、あるいは一生現れません。

プレイヤーに起きる急速な影響は、ゲームと世界観設定との相違点の一例と見なされています。


Elonaでは物語が展開するにつれて、エーテル病の真の性質が明らかになります。

サイモア皇子のシーンの1つで、彼はヴェセル、ロミアス、ラーネイレにエーテル病はレム・イドの時代に作られたメシェーラ、細菌の生物兵器/増強剤によって引き起こされたと説明します。

この生物兵器は最終的に制御を逸し、古き森に住む人々だけが生き残ることで、イルヴァの歴史のこの紀の崩壊を引き起こしました。

シエラ・テールの時代には、人々は再び世界に姿を現し、まだ普遍的に存在していたメシェーラは共生体として人々の生体に取り込まれます。

エーテルによる破壊は免疫系を損傷し、人々をあらゆる種類の奇妙な症状を伴う珍しい疾患に対して脆弱にします。これらの総称がエーテル病です。