User:Midsunagi/建築の手引き: Difference between revisions

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鋭意作成中(2025/04/07 midsunagi)
< [[User:Midsunagi]]


=== はじめに ===
=== はじめに ===
Ylvapedia内 [[Elin:ハウジング#建築|<u>建築</u>]] に前提知識となる情報がまとめられていますので、読んだことがない方はまずはそちらをご覧ください。
Ylvapediaページの [[Elin:ハウジング#建築|<u>建築</u>]] に前提知識となる情報がまとめられていますので、読んだことがない方はまずはそちらをご覧ください。


このページでは建築に関する様々なテクニックやアイテムの仕様を解説しています。文字だけでイメージしづらい部分は実際に操作しながら読み進めることをお勧めします。
このページでは建築に関する様々な仕様やテクニックを解説しています。文字だけでイメージしづらい部分は実際に操作しながら読み進めることをお勧めします。
 
細かすぎるような内容まで記載しているため、必要に応じて読み飛ばしながら情報を拾っていただければ幸いです。


非常に細かな内容まで記載していますが、必要に応じて読み飛ばしながら情報を拾っていただければ幸いです。




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アイテムの高さを調節できる。地面についた状態の高さを0とした場合、0~10の11段階で調節可能。
アイテムの高さを調節できる。地面についた状態の高さを0とした場合、0~10の11段階で調節可能。


既に同じマスに他のアイテムがある場合、そのアイテムの上に設置された状態を高さ0として同様に11段階の調節が可能。
既に同じマスに他のアイテムがある場合、そのアイテムの上に設置された状態の高さを基準面として同様に11段階の調節が可能。
 
<nowiki>{| class="mw-collapsible mw-collapsed wikitable"</nowiki>
 
! 超高度への設置
 
|-
 
|11段階の上限を超えた位置に配置したい場合は、一度土台となるアイテムを設置して高度を稼ぎ、その上に設置する。しかしこのまま下のアイテムを抜き取ると落下するため、その高度で<u>Shiftキーによる微調整を行っておく</u>ことで土台を抜いても高度が維持できる。なお<u>その状態で再度動かそうとすると落下してしまう</u>ため、必ず位置を確定させてから下の土台を取り除くこと。
 
|}
 
11段階の上限を超えた位置に配置したい場合は、一度土台となるアイテムを設置して高度を稼ぎ、その上に設置する。しかしこのまま下のアイテムを抜き取ると落下するため、その高度で<u>Shiftキーによる微調整を行っておく</u>ことで土台を抜いても高度が維持できる。なお<u>その状態で再度動かそうとすると落下してしまう</u>ため、必ず位置を確定させてから下の土台を取り除くこと。


==== Shiftキー ====
==== Shiftキー ====
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デフォルトの設定では「フリー配置スナップ」が有効になっており少し扱いにくい。ビルドモードから画面右下4つ並んだ正方形の一番左<u>'''「フリー配置スナップ」をOFF'''</u>(緑→黒)にすることを強く推奨する。
デフォルトの設定では「フリー配置スナップ」が有効になっており少し扱いにくい。ビルドモードから画面右下4つ並んだ正方形の一番左<u>'''「フリー配置スナップ」をOFF'''</u>(緑→黒)にすることを強く推奨する。
Ctrlキーと併用可能。


==== Ctrlキー ====
==== Ctrlキー ====
アイテムを重ねて配置できる。Ctrlキーを押しながらアイテムを設置することで、同じマス内に存在するひとつ下のアイテムと同じ高さに設置することができる。
アイテムを重ねて配置できる。Ctrlキーを押しながらアイテムを設置することで、同じマス内に存在するひとつ下のアイテムと同じ高さを基準面として設置することができる。


同じ高さのアイテムの重なり方は、後に設置されたものが前にくるようになっている。前後を入れ替えたければ前に設置したいものを再度設置し直せばよい。
同じ高さのアイテムの重なり方は、後に設置されたものが前にくるようになっている。前後を入れ替えたければ前に設置したいものを再度設置し直せばよい。


Shiftキーと併用可能。
Shiftキーと併用可能。
<u>応用:超高度への設置</u>
11段階の上限を超えた位置に配置したい場合は、一度土台となるアイテムを設置して高度を稼ぎ、その上に設置したのち土台を抜き取る。しかし、そのまま設置しただけでは下にある土台とともに落下してしまうため、一度その高度でShiftキーによる微調整を行い、位置を確定させておく必要がある。これにより、土台を抜き取っても高度を維持できるようになる。なお、<u>超高度状態から動かそうとすると落下してしまう</u>ため、必ず最終位置を確定させてから下の土台を取り除くこと。


== 屋根モード ==
== 屋根モード ==
ビルドモードにてAltキーを押しながら設置することで屋根の上に配置することができる。屋根の一部となるため屋根表示切替の対象になる。
ビルドモードにて'''<u>Altキー</u>'''を押しながら設置することで屋根の上に配置することができる。屋根の一部となるため屋根表示切替の対象になる。


屋根に設置したアイテムを回収・破壊する際は建設モードで再度Altキーを押しながら選択する必要がある。
屋根に設置したアイテムを回収・破壊する際はビルドモードで再度Altキーを押しながら選択する必要がある。


先に高さを調整してから屋根モードで設置することで高さの反映は可能であるが、<u>Shiftキーとの併用は不可</u>であるため微調整はできない。
先に高さを調節してから屋根モードで設置することで高さの反映は可能であるが、<u>Shiftキーとの併用は不可</u>であるため微調整はできない。


Ctrlキーなしで複数アイテムを重ねて配置できる。
Ctrlキーなしで複数アイテムを重ねて配置できる。


屋根モードで壁を設置すると、背の低い壁として設置される(壁の高さ調整は不可)。
屋根モードで壁を設置すると、背の低い壁として設置される(壁の高さ固定)。
活用例
'''・<u>煙突を設置したい</u>''' - 屋根モードで設置しないと部屋に入ってからも部屋の中から見えてしまう。
'''・<u>バルコニーを作りたい</u>''' - 平らな屋根の上にフェンスや家具などを配置していく。Sfiftキーが使えないため設置にはやや工夫が必要。屋根の上なのでPCは立ち入れない。
実はただの地面に対しても屋根モードで設置することができ、先の仕様と組み合わせて通常では不可能な低さの壁を地面に設置することが可能である。


なおこの方法で設置した壁は本来の機能を何一つ果たさない点に注意(<u>通り抜け可能</u>であり、もちろん部屋判定にも影響しない)。
この方法での壁の設置はプラットフォームに対しては行えず、貫通して下の床に設置される。これを利用してプラットフォームの支柱部分をフェンスで隠すこともできる。


実はただの地面に対しても屋根モードで設置することができ、先の仕様と組み合わせて通常では不可能な低さの壁を地面に設置することが可能である。


なおこの方法で設置した壁は本来の機能を何一つ果たさない点に注意(通り抜け可能であり、もちろん部屋判定にも影響しない)。
<u>応用:1マス幅通路</u>


フェンスで挟まれた幅1マスの通路は本来通れない。最もシンプルな解決法は「船の渡し板」の設置だが、通行時にガタつくデメリットがある。そこで使うのが、<u>屋根モードの仕様を応用したフェンスの設置</u>である。仕様上、<u>下が床である必要がある</u>が、手前側(南側/東側)のフェンスを屋根モードで設置することで「船の渡し板」を使わずにスムーズな通行が可能になる。
== 地形(地面の高さ) ==
== 地形(地面の高さ) ==
建築モードにアクセスし、画面中央下部に並ぶアイコンから「地形」を選択し地面(床)の高さを調整できる。
建築モードにアクセスし、画面中央下部に並ぶアイコンから「地形」を選択し地面(床)の高さを調整できる。
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なお、プラットフォームの高さはこの機能からは変更できないため注意([プラットフォーム]の項を参照])。
なお、プラットフォームの高さはこの機能からは変更できないため注意([プラットフォーム]の項を参照])。


 
高く盛り上がった地形によって裏に隠れたマスや家具が選択できなくなってしまった場合は、建築モード右下の右から2つ目「傾斜切り替え」をクリックすることで一時的に地面を平らな状態にすることができる。必要に応じて、左隣のアイコン「屋根表示切替」と併用すること。
高く盛り上がった地形によって裏に隠れたマスや家具が選択できなくなってしまった場合は、建築モード右下の右から2つ目「傾斜切り替え」をクリックすることで一時的に地面を平らな状態にすることができる。左隣のアイコン「屋根表示切替」で壁と屋根を非表示にする機能も忘れずに。


== プラットフォーム ==
== プラットフォーム ==
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支柱の変更には彫刻道具が必要だが、変更はビルドモードからしかできない。(<u>支柱というアイテムは存在せず、"作成"はできない</u>。<u>「○○の柱(ブロック)」は別物なので注意。</u>)
支柱の変更には彫刻道具が必要だが、変更はビルドモードからしかできない。(<u>支柱というアイテムは存在せず、"作成"はできない</u>。<u>「○○の柱(ブロック)」は別物なので注意。</u>)
  <big>こんな時にオススメ</big>
  活用例
  '''・<u>高床建築が作りたい</u>''' – ミフの里やネフの里のような高床建築が可能。
  '''・<u>高床建築が作りたい</u>''' – ミフの里やネフの里のような高床建築が可能。
  '''・<u>床面をもっと高くしたい</u>''' – 何度も上に設置していくことで床の高さ上限50を超えて大幅に上げられる。
  '''・<u>床面をもっと高くしたい</u>''' – 何度も上に設置していくことで床の高さ上限50を超えて大幅に上げられる。
Line 106: Line 107:


'''<u>ブロック工房から作成できる「足場」と混同するケースが多いため注意!</u>'''
'''<u>ブロック工房から作成できる「足場」と混同するケースが多いため注意!</u>'''
高さを上げた床面を壁で囲うと、ミニマップから見て北側(上側)と西側(左側)の壁が下の地形に取り残される。
そこでこの「足場の床」を取り残された壁の下敷きにして高さを上げていくことで壁の高さを揃えることができる。


支柱部分が存在しない点以外は通常のプラットフォームと同じであるため、その他の仕様についてはそちらの項を参照のこと。
支柱部分が存在しない点以外は通常のプラットフォームと同じであるため、その他の仕様についてはそちらの項を参照のこと。
活用例
'''・<u>壁・フェンスの高さを揃えたい(橋を作りたい)</u>''' - 高さを上げた床面を壁で囲うと、ミニマップから見て北側(上側)と西側(左側)の壁が下の地形に取り残される。そこでこの「足場の床」を取り残された壁の下敷きにして高さを上げていくことで壁の高さを揃えることができる。


== 「〇〇のブロック」 ==
== 「〇〇のブロック」 ==
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何度も繰り返すが、床の側面に影響を与えること以外はすべて<u>"壁"としての仕様に準ずる</u>。
何度も繰り返すが、床の側面に影響を与えること以外はすべて<u>"壁"としての仕様に準ずる</u>。
  <big>こんな時にオススメ</big>
  活用例
  '''・<u>部屋の壁に厚みを持たせたい</u>''' - 通常の壁を使用するよりも重厚感のある建物になる。
  '''・<u>部屋の壁に厚みを持たせたい</u>''' - 通常の壁を使用するよりも重厚感のある建物になる。
  ・'''<u>床の側面にこだわりたい</u>''' - ブロックを置き、それに扉を設置→不可視化を行うことで任意の床の側面を変更できる。そのマスに他の壁を置けなくなる点には注意。
  ・'''<u>床の側面にこだわりたい</u>''' - ブロックを置き、それに扉を設置→不可視化を行うことで任意の床の側面を変更できる。そのマスに他の壁を置けなくなる点には注意。プラットフォームを使用する方法と適宜選択(詳しくは[プラットフォーム]へ)。
             プラットフォームを使用する方法と適宜選択(詳しくは[プラットフォーム]へ)。


== 「のれん」 ==
== 「のれん」 ==


織機or裁縫道具から作成できる。分類は扉であるが、一番の特徴は通過時の開閉音がない点である。
壁に設置した扉を不可視化すると、その部分だけぽっかり空いた状態になる。しかし不可視化された状態でも扉はすべての機能を保持し続ける。よって部屋判定も行われるが、通過時の開閉音もなくならない。つまり、開閉音がないのれんは、<u>扉を不可視化するにあたって最適</u>なアイテムといえる。
活用例
'''・<u>扉のない"通り抜ける入口"を作りたい</u>''' - のれんを設置し、必要に応じて不可視化を使う。<br />'''・<u>マウントを空中に配置したい</u>''' - 壁とのれんを設置し不可視化することで、透明な壁にマウント家具や窓を設置することが可能。


== 「透明ブロック」 ==
== 「特殊ブロック(透明)」 ==
ビルドモードからのみ設置できる(分類:壁 から)。名前の通り透明なブロックで、壁として部屋判定を受けられる。扉は設置できるが、その他<u>マウント家具や窓は設置できない</u>。
 
部屋の壁に不可視化した「のれん」を使った場合、透明になるのは扉部分のみで高さ2以上の部分はそのまま残る。 一方このブロックであれば、天井までの壁全体が透明になるのが大きな違い。
活用例
'''・<u>一つの建物内で屋根や壁の高さに変化をつけたい</u>''' - 部屋を特殊ブロックで区切り、ルームボード/プレートからグループ変更を行うことで可能。
'''・<u>屋根だけ欲しい</u>''' - 特殊ブロックのみで囲って不可視扉を設置することで屋根だけの部屋を作れる。吹き抜けの部屋は通常壁で部屋を作りルームボード/プレートから「吹き抜けON」。
・<u>'''部屋ではない壁の高さを上げたい'''</u> - 透明ブロックを使ってその壁を巻き込んで部屋を作る。ハウスボード/プレートから屋根を消し、高さを調節する。


== 「船の渡し板」 ==
== 「船の渡し板」 ==
木工の机から作成できる(複製可能)。アイテムや壁などで通行ができないマスに設置することでどんなマスでも通行可能になる(不可視化推奨)。
木工の机から作成できる(複製可能)。アイテムや壁などで通行ができないマスに設置することでどんなマスでも通行可能になる(不可視化推奨)。


しかし厳密にはこの性質は「船の渡し板」特有のものでなく、"扉"としての仕様である(「船の渡し板」も分類は扉)。上に乗れない家具と同じマスに壁を置き適当な扉を設置すれば、同様に通れるようになる。「船の渡し板」が重宝される理由は、"唯一のマウントではない扉"という点にある。
しかし厳密にはこの性質は「船の渡し板」特有のものでなく、"扉"としての仕様である(「船の渡し板」も分類は扉)。上に乗れない家具と同じマスに壁を置き適当な扉を設置すれば、同様に家具の上を通れるようになる。「船の渡し板」が重宝される理由は、"唯一のマウントではない扉"という点にある。


また、「船の渡し板」は扉ではあるが、壁に設置しても囲われた空間は部屋判定を受けない。これは逆にマウントでないが故、壁そのものに設置しているわけではないことが原因となる。
また、「船の渡し板」は扉ではあるが、壁に設置しても囲われた空間は部屋判定を受けない。これは逆にマウントでないが故、壁そのものに設置しているわけではないことが原因となる。


上を通る際に少しだけ段差に乗るような挙動になる(不可視化しても同様)。
上を通る際に少しだけ段差に乗るような挙動になる(不可視化しても同様)。
  <u><big>こんな時にオススメ</big></u>
  活用例
  '''・<u>上に乗れない設備や家具があるマスを通りたい</u>''' - 動線を無理やり確保することができる。
  '''・<u>上に乗れない製作設備や家具があるマスを通りたい</u>''' - 動線を無理やり確保することができる。
  '''・<u>隠し部屋を作りたい</u>''' - 壁に設置して不可視化することで、なんの変哲もない壁を通り抜けて隠し部屋へ入れる!
  '''・<u>隠し部屋を作りたい</u>''' - 壁に設置して不可視化することで、なんの変哲もない壁を通り抜けて隠し部屋へ入れる!
  '''・<u>壁(フェンス)で挟まれた幅1マスの通路を歩きたい</u>''' - 壁同士の間がないため本来は幅1マスでは通れないが、渡し板を通路上に設置していくことで通行可能になる。ただ通る際にガタガタ上下
  '''・<u>壁(フェンス)で挟まれた幅1マスの通路を歩きたい</u>''' - 壁同士の間がないため本来は幅1マスでは通れないが、渡し板を通路上に設置していくことで通行可能になる(通る際にガタガタ上下するのが難点)。渡し板を使用しない(ガタつかない)方法は本ページ[屋根モード]応用テクニック へ。
  するのが難点。渡し板を使用しない(ガタつかない)1マス幅通路の作り方は本ページ[建築テクニック]▶[1マス幅通路]を参照。
 
= 応用テクニック =
 
=== '''<u>マウント家具の虚空配置</u>''' ===
壁のない虚空にマウントを設置したいときは、まずそこに壁を設置する。そしてのれんを設置し不可視化を行い、透明な壁に設置することでマウントだけが浮いた状態で設置できる。
 
=== <u>1マス幅通路</u> ===
フェンスで挟まれた幅1マスの通路は本来通れず、渡し板を使用する方法が最もわかりやすい。しかし通行の際にガタつくデメリットがあるため、それを解消する方法が<u>屋根モードの仕様を応用したフェンスの設置</u>である(仕様の詳細は[屋根モード]へ)。プラットフォームには設置できないため<u>下が床である必要がある</u>が、手前側(南側/東側)のフェンスを屋根モードで設置することで通行可能となる。
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