説明

種族、職業を引き継ぎ、レベルは調教スキルで定められた仮想乳親を生成した後に、以下の計算が行われます。

種族・職業ごとのスキル潜在値はElin:種族、Elin:職業を参照してください。各モンスターの乳の評価はElin:ペット/赤ちゃんに記載されています。

乳を飲ませた時のスキルの上昇量を定める式は、

0.5 *[仮想乳親のベースステータス] * [赤ちゃんの基本潜在] * [スキルの順位に応じた減衰の係数]

主能力の上昇量を定める式も完全に同様で、

0.5 *[仮想乳親のベースステータス] * [赤ちゃんの基本潜在] * [主能力の順位に応じた減衰の係数]

です。

FPは乳の+の量(強化値)をそのまま引き継ぎます。

最大で、5 + 5 * [乳の強化値]ですが、上限 [プレイヤーの調教スキル] + 20 があり、多くの場合これに引っかかります。

上記のレベルに設定した仮想乳親のステータスの計算式はElement.cs の GetSourceValue()で生成されますが、

乱数の影響は変わらないように設定されており、リロードして授乳しなおしてもステータス上昇量は変わりません。(乱数は動作するが常に同じ出力をするように固定されています。)

ベースのスキル = 種族・職業ごとのスキル補正 * (100 + (Level - 1 + rnd(1 + レベル/2)^[1]) * 50^[2] / 10) / 100 + rnd(レベル/3)^[1] * 50^[2] / 100

ベースの主能力 = 種族・職業ごとの主能力補正 * (100 + (Level - 1 + rnd(1 + レベル/2)^[1]) * 100^[2] / 10) / 100 + rnd(レベル/3)^[1] * 100^[2] / 100

と計算されます。^[3]

赤ちゃんの基本潜在と掛け算が行われます。

基本潜在が高ければ大きく伸び、スキルを習得していない場合はそもそも伸びません。^[4]

スキルと主能力で全く違いのない処理がされているので、スキルの方だけを記載します。

[スキルの順位に応じた減衰の係数] = 100 / { 100 + 50 * (そのスキルが親の全スキルの中で何位か - 1 ) }

です。スキルの順位が1のときは係数は1となり、減衰なし。

以降はだんだんと下がっていきます。

同率の潜在値のスキルがあった場合、内部IDの若い方が上の順位にあるとして計算がなされます。ゲーム内でよく見る並びとは複数の点で差異があります。

ほとんどの種族が格闘スキル潜在を設定されているため、適当な種族の乳を与えると徒に格闘スキルが上がってしまいます。

↑ ^1.0 ^1.1 ^1.2 ^1.3 rnd()については Elin:解析/共通処理参照。
↑ ^2.0 ^2.1 ^2.2 ^2.3 これはlvfactor由来。
↑ もとは'class/race attribute/skill scaling * (100 + (Level - 1 + [RNG ((Level / 2 + 1) -1) ]) * character's lvFactor / 10) / 100 + [RNG between 0 and ((Level / 3) -1) ] * character's lvFactor / 100らしい。
↑ あくまで下記の順位に応じた減衰は乳親基準で行われるため、赤ちゃん側がスキルを欠いていても、各スキルの上昇量は変動しないと考えられる。

int num4 = item2.ValueWithoutLink * (element2.Potential - element2.vTempPotential) / num / 2;

Elin:解析/授乳